終わりの日に
イザヤ書２．２ー５
主の家の山は、山々の頭として堅く立ち
どの峰よりも高くそびえる。
国々はこぞって川の流れのように
そこに向かい
多くの民は来て言う。
「さあ、主の山、ヤコブの神の家に登ろう。
主はその道を私たちに示してくださる。
私たちはその道を歩もう」と。
教えはシオンから
主の言葉はエルサレムから出るからだ。
主は国々の間を裁き
多くの民のために判決を下される。
彼らはその剣を鋤に
その槍を鎌に打ち直す。
国は国に向かって剣を上げず
もはや戦いを学ぶことはない。
ヤコブの家よ、さあ、主の光の中を歩もう。
さて、新しいＸＢＢ１．５変異株用のコミナティ（主成分：ラクストジナメラン）が薬事承認されていよいよ再び大規模接種が開始される運びとなった。そこでもう一度、日本人の８割もが接種しているコロナワクチンについて概観していこう。
まず、今回のワクチンは従来型のワクチンとは作用機序が違う事ははっきり理解しておきたい。ＰＭＤＡの公式資料から引用した一番上の図にあるように、ｍＲＮＡワクチンと呼ばれる新しい技術が用いられている新しい種類のワクチンである。
最初のツッコミどころとしては、【ｍＲＮＡが消失するまでの時間について】の部分である。この実験は蛍光物質であるルシフェラーゼをｍＲＮＡにコードして体内に取り込まれた遺伝子がどの程度残るか調べる趣旨で行った実験となっている。
後続の人間を対象とする多くの実地の検証結果が論文として出されており、ｍＲＮＡが３〜６ヶ月は普通に残る事は周知の事実となっているが、この資料では野生株の時の説明に用いられたマウスを対象とした実験が依然として使われている。
そして次の適正使用のお願いについてだが、これも世間で言われるようなイケイケドンドンの姿勢とは対照的に、なるべく慎重を期してリスクとベネフィットを天秤にかけて適用禁忌も慎重に吟味するようにといった趣旨の内容となっている。
もっとおかしな事は、ＸＢＢ株の適正使用ガイドなのになぜか既存の野生株やオミクロン株の実験結果のみが掲載されており、肝心なＸＢＢについては何も情報が載ってない事である。動物実験だけしかしていないという噂は本当なのだろう。
という感じなので酷いんだが、接種希望者はまず既存のワクチンと比べて遺伝子ワクチンの有効性や安全性に疑義が生じうる事や、そもそも変異が頻繁に起こる感染症の対策としてワクチンが不適切な治療法である事を知っておく必要がある。
遺伝子ワクチン懐疑派には陰謀論と区別がつかなくなって不思議な主張をしている人が多いのでひとまとめにされて全否定される傾向があるんだが、純粋に医学的に疑問の残る医療行為である可能性が否定できないので心に留めてもらいたい。
