象徴的存在

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天皇はふしぎな存在である。この時代に生きる生身の人間でありながら、同時に一個の人格を超えて、一〇〇〇年単位でものごとを考えている。〈時代的〉でありながら〈超時代的〉であり、〈人格的〉でありながら〈超人格的〉である「お言葉」の数々は、その端的な証だった。日本の皇室が、近現代の風雪を超えてなお続いているのも、共和制が万能ではないこともさることながら長い歴史に裏打ちされた、この絶妙なバランス感覚によるところが大きいのではないかと思われる。

天皇のお言葉p.362

〈時代的〉とは、その時代の動向に寄り添う性質の事を指し、〈超時代的〉とは、普遍的な価値観に配慮する性質の事を指し、〈人格的〉とは、ひとりの人間と不可分な性質の事を指し、〈超人格的〉とは、集団の影響を免れない性質の事を指すらしい。

こうして見ると、心理学的には、〈超時代的〉は集合的無意識で、〈超人格的〉は集合的意識の影響に配慮するという意味のような気がしてくるが、政治が絡んでくるのだし、そんな簡単な話ではないのか。

〈時代的〉という点は、その時代に生きていれば自然に身に付く感覚のような気もする。とはいえ、天皇のような高位の人は、一般庶民よりも深く広く様々な立場の人の心情に配慮しなければならないのかもしれない。

〈人格的〉という点は、単純に好みの問題になってしまうわけだが、ひとりの人間の生き様として魅力を感じさせるような存在でなければならないという事なんだろう。

これら4つの要素を上手く組み合わせられた時、天皇のお言葉が誕生するという事のようだ。今でも天皇の人柄は、老若男女問わず多くの人達に慕われ、尊敬されているようだ。

私も天皇のバランス感覚にあやかりたい。

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