高周波活性オーロラ調査プログラム(HAARP)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%B4%BB%E6%80%A7%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A9%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
概要
アメリカ空軍、アメリカ海軍、国防高等研究計画局 (DARPA)、アラスカ大学(英語版)などの共同研究であり、HAARPによれば、研究の目的は地球の電離層と地球近傍の宇宙環境で発生する自然現象を探求し、理解することにある。「電離層ヒーター」ともいわれている送信施設は、アラスカ州・ランゲル・セントイライアス国立公園の西にあるOTHレーダーの跡地に建設され、1980年代の終わりから建設が始まり、2005年の終わり頃に完成したとされる。HAARP研究施設の建設には、2億9000万ドルもの投資が成された。
陰謀論
陰謀論者としても知られるジェシー・ベンチュラ(元プロレスラー、元米国ミネソタ州知事)はCNNの取材において、東日本大震災が本プログラムによって引き起こされた、と述べているが、電離層に対する電波照射と、地殻変動による地震を関連付ける論理は不明である(巨大地震が電離層に対して何らかの変化をもたらすことは知られているが、それらは大規模な地殻変動による圧電効果によって発生するパルスが間接的に電離層にもたらす影響と考えられている)。
MUレーダー
https://ja.wikipedia.org/wiki/MU%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC
概要
1984年、人類の生存圏と密接に関連する地球の大気現象の解明を目指して、滋賀県甲賀市信楽町神山に京都大学生存圏研究所の信楽MU観測所が完成。
世界有数の大気観測拠点の中核を担うMUレーダーは、Middle and Upper Atmosphere Radarの略で、その名の通り、中層大気(Middle Atmopshere)と超高層大気(Upper Atmosphere)を観測するため、京都大学生存圏研究所と三菱電機株式会社が共同研究・開発をして完成した。
陰謀論者の間でまことしやかに囁かれているのが、京都大学が気象兵器を持っていて自由自在に災害を起こしているとする説だ。
HAARPによって東日本大震災が引き起こされたとする陰謀論と、京都大学が保有する観測用MUレーダーが結び付けられた。
上記の引用にもあるように、HAARPとMUレーダーは本質的に関連性はなく、また、旧四大財閥の三菱が開発に絡んでいる。
やはり陰謀論なだけに科学的には荒唐無稽だが、仮にこの説が正しいとして、なぜ京都大学が東北地方で地震を起こしたのかだ。
そこで思い出したのが、『行くぜCIA』による、大学入試問題ネット投稿事件であり、この時まさに私は京大を受験していた。
当時は気に留めていなかったが、『行くぜCIA』は仙台市出身であるらしく、事件で京大にも相当な苦情が寄せられたらしい。
まさか、神聖な入学試験の場を冒涜されたと感じた京大の教授陣が、怒りに燃えて東北地方一帯に天罰を下したのか、なんてね。