非感染性偽ウイルスの使用はこの研究の限界ですが、私たちのデータは、ミトコンドリア機能とeNOS活性の障害、解糖系の増加によって明らかになる、Sタンパク質のみが内皮に損傷を与える可能性があることを明らかにしています。ECのSタンパク質はレドックスストレスを増加させ、AMPKの不活性化、MDM2のアップレギュレーション、そして最終的にはACE2の不安定化につながる可能性があります4。 Sタンパク質によるACE2の減少は、ウイルスの感染力を低下させ、それによって内皮を保護します。 ただし、ACE2の減少による調節不全のレニン-アンジオテンシン系は、内皮機能障害を悪化させ、内皮炎を引き起こす可能性があります。 まとめると、我々の結果は、Sタンパク質が行使したEC損傷がウイルス感染力の低下を無効にすることを示唆している。この結論は、ワクチン接種によって生成された抗体および/またはSタンパク質に対する外因性抗体が、SARS-CoV-2感染性から宿主を保護するだけでなく、Sタンパク質による内皮損傷も阻害することを示唆しています。
Google翻訳〔https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8091897/〕
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の部分のみでも毒性があるとする査読済み論文の一つである。現在実用化されているワクチンのうち使用が認められているものは全て、スパイクタンパク質で免疫誘導する事を目的としており、私が接種を目指すノババックス製の組換えタンパクワクチンも例外ではない。
仮にスパイクタンパク質のみに毒性があるのだとしても、自然感染した場合でもスパイクタンパク質に加えてウイルス全体に対応する必要がある。遺伝子ワクチンである事を度外視すればリスクの方が確実に大きいとは言い切れないが、体質的に絶対に打ってはならない対象の人達の範囲が広くなる可能性はある。