城壁が再建されたので、私は扉を取り付けさせた。そして門衛と詠唱者とレビ人が任命された。
ネヘミヤ記7.1
以前の記事でSNSの重要性はWeb2以上にWeb3で更に高まってくる事を述べた。では、両者の違いはどのような点にあるのだろうか。私なりの理解になるが、単純化すると3つの点に集約できると考えている。
ブロックチェーンを活用する事を前提としているわけだが、具体的なキーワードとしては、DApps(分散型アプリケーション)・SG(ソーシャルグラフ)・IPFS(インタープラネタリーファイルシステム)だ。
現時点では全然実用化という段階に至ってないわけだが、まずはDAppsが使われるようになってその次にSGが使われるようになって最後にIPFSが使われるようになるんだろう。だが、まずは用語説明なのか。
DAppsはブロックチェーンに組み込まれているプログラマブルなスマートコントラクトという機能を利用してアプリケーションのようにインタラクティブな機能を実装した物を指していてウォレットが必須である。
SGはフォロワーやつながりといったSNSの人気指標となるステータスをフェイスブックやツイッターのような特定のプラットフォームから独立に管理する方法であり、SSO(シングルサインオン)的な物となる。
IPFSは通信プロトコルの名称でありHTTP(S)に代わるP2P仕様のWWW(ワールドワイドウェブ)を実現する分散型の技術基盤として開発されており、利用者が意識する部分ではないが重要な要素となる。
DAppsは星の数ほど出ているので自分で調べて好きな物を使えば良いだろう。SGはアプリに対応する物を選択するわけだが、将来的にはペルソナや役割に応じてネットワークを使い分けるような事が可能となる。
用語の定義だけで大体言いたい事が終わってしまったが一つだけ付け加えるとしたら、クリエイターにとって収益化を行う為のDeFi(分散型金融)の必然性であり、具体的には海外の暗号資産取引所の開設である。