不活化ワクチンでも細胞性免疫が誘導されうる件

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S、N、およびM特異的CD4 + T細胞応答の強度の増加は、最初のワクチン接種の2週間後に参加者の大多数で観察されましたが、これらの応答は2〜3週間後に検出できないレベルに急速に減少しました(図4B–D )。 最初のワクチン接種は、ワクチン接種の2週間後に、一部の参加者でS、N、およびM特異的CD8 + T細胞応答の強度の増加を誘発しました。 CD4 + T細胞と同様に、CD8 + T細胞の応答もその後すぐに低下し始めました(図4B–D)。

Google翻訳〔https://www.ncbi.nlm.nih.gov/labs/pmc/articles/PMC8727357/〕

この論文によると、不活化ワクチンによって誘導される細胞性免疫は接種後2、3週間で検出不能になったらしい。CD4はヘルパーT細胞、CD8はキラーT細胞の存在の尺度として用いられている。

少数だが細胞性免疫が定着した人も居るようで、全く免疫誘導されなかった人も居るようで、個人差がある。一般的には、不活化ワクチンで細胞性免疫は誘導されないのが定説だったので画期的である。

論文の考察として2、3週間で検出不能だと書いてある割には、左上のグラフなんかきちんと機能している人の方が多い。全員に持続的な免疫がついていないと及第点とは言えないという意味だろうか。

不活化ワクチンで細胞性免疫まで誘導されるのであれば、病原性がそのままのSタンパクなら細胞性免疫が定着する事まで期待しうるので、組換えタンパクワクチンで事足りるという結論になりそうだ。

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