子よ、もし私の言葉を受け入れ
旧約聖書〔聖書協会共同訳〕
私の戒めをあなたの内に納め
知恵に耳を傾け
英知に心を向けるなら
さらに分別に呼びかけ
英知に向かって声を上げ
銀を求めるようにそれを尋ね
隠された宝を求めるようにそれを探すなら
その時、あなたは主を畏れることを見極め
神の知識を見いだすだろう。
私は、教育全般に関して、或いは知識を得る事全般に対して、タダで手に入って当然だと考えていた。今は情報化社会だから何でも知ろうと思えば知る事が出来て、どんな知識でも手に入る。
簡単に手に入る物だと感じていたから、誰かに何かを教えてもらう事や何処ででも買える安価な文献に対して、謙虚な姿勢を持つ事が出来ていなかった。当たり前で有り難みを感じなかった。
宗教的な分野に興味を持って読み進めていると、何となくその辺の認識が変わってきて、何故か、現在享受しているあらゆる恵みが与えられている事が奇跡なのだと感じるようになってきた。
聖書などの座右の書も、捨て値で提供されている教育の機会も、簡単に手に入れられるようで、誰にでも手が届くようで、時期を逃したら、誰かに紹介してもらうしかなくなるので分が悪い。
私は統合的に物事を考える事を目指しているので、様々な立場を掛け持ちする事になって、とてもじゃないが紹介などしてもらっている場合ではないので、鉄は熱いうちに打て、のような話。
