多くの研究で、統合失調症患者の一等親血縁者のニコチン酸誘発性皮膚反応の低下が見られ(Waldo 1999、Shah etal。1999、Lin etal。2007、Chang etal。2009)、 リン脂質の代謝の障害。 Changらによる研究。 (2009)統合失調症の患者とその最初の親族の最大数を含みました。 視覚化手法を使用して、彼らは、統合失調症の患者が1人だけの家族(単純な家族)の被験者よりも、より多くの親族が統合失調症の患者(多重家族)の患者で有意に弱いナイアシン反応を発見しました(表1)。 さらに、ニコチン酸検査は、シンプレックス家族の患者と対照者を有意に区別しました(Chang et al.2009)。 著者らは、シンプレックス家族と比較して、マルチプレックス家族の統合失調症患者の一等親血縁者(親および兄弟)および対照(データは表1に示されていない)でも同じパターンのニコチン酸反応を観察し、 この多因子性疾患のナイアシン皮膚反応と病因。 彼らの研究で推定された遺伝率は47%から54%の範囲でした。 しかし、Smesnyらの研究。 (2007a)統合失調症の遺伝率特性としてのニコチン酸感受性低下の証拠を発見しなかった(19人の最初のエピソードの統合失調症患者で減弱した皮膚紅潮が観察されたが、21人の第一度近親者では観察されなかった)。 Smesnyらのサンプルですが。 (2007a)は、関連する結論を提供するために非常に小さかったので、2つの研究が皮膚の発赤評価の異なる方法を使用したことを指摘する必要があります。 Changらの結果。 (2009)統合失調症に対する遺伝的感受性のマーカーとしての異常なニコチン酸誘発性皮膚紅潮反応の仮説を強く支持します。
Google翻訳〔https://www.psychiatria-danubina.com/UserDocsImages/pdf/dnb_vol22_no1/dnb_vol22_no1_14.pdf〕
統合失調症の人にナイアシンが効くという仮説を提唱している人が結構居て、私も実際に飲んで確かに一時的に改善する印象はあるが、それとは異なる切り口の論文があったので紹介する事にした。
この論文によると、統合失調症の人はナイアシンを飲んでもフラッシュしにくいらしい。実際に飲んでみたら分かるが、フラッシュというのは身体中が紅潮して痒くなる現象の事で、私もよくなる。
つまり、治療の為ではなく検査の為にナイアシンを活用できるという話で、この仮説が正しければ滅茶苦茶フラッシュしまくる私は統合失調症ではなかったという事になる。誤診だったんだろうか。
まぁ、ぶっちゃけ、現在の標準治療は生物学的精神医学を標榜しつつも、遺伝とかの先天的因子が殆ど分かっていないし一々調べる事もないので、精神科医の一存で適当に判断される感は否めない。
特に統合失調症なんかは訳が分からない病状の患者にはとりあえずつけてしまう噂だが、精神科医が正直に診断して病名を教えてくれるとも限らないので、自分で判断する為の一つの指標にはなる。