Oh,脳!

スピリチュアル
スポンサーリンク

「人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない」。これは私たちがビルとの会話で何度か聞いた言葉だ。何かの古い名言のようだが、そうではない。少なくともネット検索では見つからなかった。よって私たちはここに著作権を主張するー「人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない」!
会社の最も重要な資産は人だとか、人材第一だとか、従業員が大事だといったことは、企業の建前としてはよく聞かれる。必ずしも口先だけのものではなく、実際に人材を大切にしている企業や幹部がほとんどだ。ただ、まるごとの存在を大切にしているわけではないかもしれない。
ビルは人を大切にした。どんな人にも敬意をもって接し、名前を覚え、温かい言葉をかけた。彼らの家族のことを気にかけ、言葉より行動でそれを示した。

1兆ドルコーチp.235

SCARFモデル

デイヴィッド・ロックによると、人間の社会的行動の原動力となるもので、自身の生存に匹敵して重視される要素が5つあるらしい。

1.地位
重要なポストを賭けた昇進が懸かっている時、努力して築き上げてきた自分の首が飛びそうな時などに、正気を失って、抜け駆けしようとする。
.確実性
何が起こるか予測がつかない状況、持っている情報から結論が導き出せない状況などに、正気を失って、自分での判断を放棄し周りに流される。
3.自立性
直面している状況に対し、何か主体的に選択して行動しているという実感を持つ事が出来ない時、正気を失って、意味がなくても何かしているつもりになれる事をする。
4.関係性
自分が共同体から仲間外れにされる恐れがある時、対峙している相手が明確な敵である時、正気を失って、自分の考えを捨てて仲間に合わせる。
5.公平性
同じ立場だと考えている相手と比較して、平等に取り扱われていないと感じた時、正気を失って、自分の利益を捨ててでも相手の利益を潰しにかかる。

人を大切にする事は社会の一員として生きていく上では欠かせないが、上記のような状況になると、不協和音が生まれて取り返しのつかないような人間関係の破綻を招きかねないようだ。人間関係に限らず、判断ミスをする時には大抵こういった問題が絡んでいるので、何か重要な判断をする時は、セルフチェックしてみよう。