神はノアとその息子たちを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちよ。あらゆる地の獣、あらゆる空の鳥、あらゆる地を這うもの、あらゆる海の魚はあなたがたを恐れ、おののき、あなたがたの手に委ねられる。命のある動き回るものはすべて、あなたがたの食物となる。あなたがたに与えた青草と同じように、私はこれらすべてをあなたがたに与えた。
創世記9.1ー3
日本人で知っている人が居るかどうかは知らないが、エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教に続く第四極としてどの宗派を認めるかについてずっと考えていた。最有力候補はバハーイー教だったが、軍事的な都合でヒンドゥー教を組み入れる流れになりそうだ。
周知の通り、サタンなどの力を借りて皇帝ネロを召喚すればキリスト教を弾圧出来るわけだが、最近分かった話として、一代前の皇帝クラウディウスを召喚すればイスラム教も弾圧出来るという事で、ユダヤ教にとっては悪い知らせだし不測の事態が起こりそうではある。
そこで、ネロとクラウディウスを召喚した上で本格的な聖戦の開始による危険な革命の道を歩む前に、アブラハムの宗教全体に比肩しうる勢力になりかねないヒンドゥー教の統合を念頭に置きながら地道な啓蒙活動に専念する方が無難なのではないかという結論になった。
中々気の引ける話ではあるが、アブラハムの宗教にもカーストに比較しうるような見方が無いわけではない。最も単純な捉え方として、ユダヤ人を頂点とするキリスト教三会派のローマ人、アテネ人、ドイツ人を順に下に付ける考え方があるが、物議を醸しそうではある。
カースト制度にバラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラの四区分がある事は私も知っているし、異教徒からの改宗者に関してはシュードラを選ぶしかない事も知っている。この事は輪廻転生を念頭に置いた保守的な考え方に根拠があるようで、仕方が無い点だ。
ユダヤ人がユダヤ教徒である事は当然でローマ人がキリスト教徒である事も想像が付く筈だが、イスラム教徒をアテネ人の象徴としてヒンドゥー教徒をドイツ人の象徴とする方向で無難な流れになる。ムスリムとしてはヒンズーの下に据えられる事は絶対に考えられない。
ついていけない人は多いかもしれないし、そもそも何を言っているのかついてこれない人も多いかもしれない。それはそれで構わない。私は精神病者として語っているのだし、神の意志は現代科学を完成させる事であって世界統治の裏事情を万人に知らしめる事ではない。