




さて、もうすぐ新型コロナワクチンの最新版であるレプリコンワクチンの接種が開始される。新たなワクワクキャンペーンに先立って、厚生労働省の見解を軽く再確認しておこう。
上記の資料は自治体に対するコロナワクチン接種の体制確保に向けた説明会で用いられた資料らしく、厚生労働省が公開している。見れば分かる内容なので説明する事は特に無い。
敢えて論点を強調するのであれば、WHOが健康な成人への接種を推奨していない事を認めている点は重要なところで、初回接種に野生株以外が使用可能になったのも大きな点だ。
また、資料からははっきりしないが今回の新しいワクチンは同じmRNAワクチンでも自己増殖型と呼ばれるもので今までより強力な作用があり、RBDのみを用いているらしい。
接種開始日時が一ヶ月後に迫る中、未だ医薬品医療機器総合機構の薬事承認待ちである為、詳細なワクチンの構成についてはまだ公開されていない。情報が出れば追って報告する。
追記:もしかしたら次のファイザー製ワクチンもレプリコンではなくスパイクタンパク質全長をコードした普通のmRNAワクチンかもしれない。日本勢が鋭意開発中で混同した。