
上研究は国立感染症研究所の厚生労働省研究班が選定した価値ある論文の一つで、見ての通り過去にコロナに感染した人の再感染の状況について検証している。
発症予防効果はワクチン接種の有無に関わらず、オミクロン以外は9割前後でオミクロンは6割前後あり、重症化予防効果も、アルファ株以外は9割前後ある。
重症化予防についてはワクチン接種と未接種を分けて実験をしなかったようだが、発症予防の比率が持ち越されるならやはり差がないという結果になるだろう。
余談だが、多くの研究ではワクチン接種による重症化率の低下を謳っているものの、肝心の死亡率を比較するとワクチン未接種者と大差無く逆に酷い事もある。