我が覇道、未だ潰えず。

スピリチュアル
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イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに驚いた。彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者のようにお教えになったからだ。

マタイによる福音書7.28ー29

発達心理学の理論では、魔法の存在を信じるような発達過程を呪術的段階と呼ぶ。物心がつく前や精神病の場合などに、科学的には全く因果関係の無い事柄を結び付けて信じている時に、呪術的であると言える。

スピリチュアルの世界観は、概して呪術的な段階の発想が根底にあるように見受けられる。先人の理論を教わって体感する勉強の要素も多少はあるが、究極的には、自分自身の内面の深みが反映される事になる。

感性豊かで想像力も豊かな人は、自分自身の体感を他の人に伝えるだけで共感を得やすく、人気も出てくるので敢えて合理性や科学性に拘る事は少ない。私は、見ての通りのカチコチの理論派で頭がとても固い。

心理学の理論を字面だけ追ってもなかなか意味が掴み取れないし、理解出来ても納得出来ないので先に進めない事が多い。結局、自己流で論理的整合性と反証不可能性のみを頼りに突き進んだ結果がこれである。

何度か書いた事があるが、認知機能としては絵画完成だけが低かったので、その点が足を引っ張っているのだと思う。ブログを世に出してからは、少しずつだが自分を客観視出来るようになりつつある気がする。

成長に伴って進む発達心理学の理論では呪術的段階が一番最初に来るので、一番レベルが低い扱いになっているが、私の理解では、この事が必ずしも、呪術的発想全般を否定しているわけではないと考えている。

発達理論はそれぞれの段階に対応した技術が存在しない事を証明しているわけではなく、寧ろ、科学的共感が伴いにくい心理過程が握り潰される事なく、安定した心理状態が維持される為には技術が欠かせない。

ただ単にヒエラルキーとしてどのような社会的位置付けが適切かを示しているだけ、実用的な側面から一番下に居るのが適切なだけで、他の発達段階の人に比べ本質的に劣っているわけではないという事である。

呪術的技術以外にも利己的技術、神話的技術、合理的技術、相対的技術、などなどが考えられ、現時点で学問として認められている科学理論は合理的技術に属する、様々な技術の一つの様式に過ぎない事になる。

↓【おすだけで めざめるあなたの エデンパワー】(笑)
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