インフルエンザの流行季である冬に向かうと、新型と季節性のインフルエンザが同時に流行する可能性さえある。インフルエンザとはウイルスによる流行性感冒、いわゆるはやり風邪である。新型であれ季節性であれ、多くは急な発熱を起こし、筋肉や関節の痛みを伴う。咳や鼻炎、のどの痛みなどが現れるのは、普通の風邪と似ているが、気管支炎や肺炎を併発しやすく、小児、高齢者、妊婦、基礎疾患（持病）のある人では、重症化したり命を落とす恐れがある。
いつか罹る病気に備える本ｐ．１５２，１５３
感染の大半は、飛沫感染。患者の咳やくしゃみで飛び散った飛沫に含まれるウイルスが、他人の粘膜に付着して感染する。一部には空気感染や接触感染もあるとされる。抵抗力があれば感染しにくく、免疫があれば発症せずに済むこともある。冬に流行するのは、低温・低湿度がインフルエンザウイルスの生存に適しており、閉め切られた室内などが感染には好環境なためである。
冬だ。今年もインフルエンザの季節がやってきた。あらゆる病苦は医学と完全に整合する形で、貴賤を問わず平等に降りかかる。自分だけは大丈夫だと慢心せずに、万全の感染対策を心掛けよう。
後、新型コロナだけど、ノババックス製の組み換えタンパク質ワクチンを、武田薬品工業が国内製造・販売する申請を行ったらしい。早ければ年明けにも供給する予定だと。
今まで遺伝子ワクチンを忌避して粘った人達はよく頑張ったと思う。だけど、ワクチンパスポートも導入されるみたいだし、やっと既成の技術を使ったワクチンが出来たのだし、この機会を逃す手は無いだろうよ。
参考：
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211216/k10013391191000.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC167NW0W1A211C2000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3025V0Q1A830C2000000/
