「しかし、聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。呪う者を祝福し、侮辱する者のために祈りなさい。あなたの頬を打つ者には、ほかの頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。
ルカによる福音書6.27ー29
人間は論理よりも感情の生き物だと言われる事がよくある。そういう面がある事は否定できないが、激情に駆られるような人達でも別に科学を逸脱した生理的反応を起こしているわけではないだろう。
情操教育に関する教養は乳幼児から小学校低学年くらいまでで身に付けるのが普通で、イメージが湧きにくいかもしれないがリカレント教育で後から学び直す事もできるようになっていると確認した。
物凄く難しい高度な学問を修めているのに不遇な高度人材が多くいる事は私も知っていたし、勉強なんかしてもしなくても関係無いと第一感で考えていたわけだが、極限状況になって真面目に調べた。
私は認知的資質に依存しない情動的技能が存在するとは信じていない立場だが確かに頭は良いのに人格が破綻している人達が少なからず居るというか、上手く立ち回れずに目立ってしまう人達はいる。
そういった人達はどうでもよさそうなより基礎的な学力の到達度を成績として残す事に失敗しているようだ。私は精神病なうえ治療の名目なのか無意味な迫害と弾圧を受け続けたが学び直しで凌いだ。
学歴還元主義で問題なく全て説明できる事が私の中で明らかとなって論理的にすっきりしたが気分的には複雑ではある。乳幼児レベルのカリキュラムは楽勝だが、そんな事で解決して良いんだろうか。