主はモーセに言われた。「アロンに言いなさい。杖を差し伸べて地の塵を打て。そうすれば、それはエジプト全土でぶよになる。」
出エジプト記8.12−15
二人はそのように行った。アロンは杖を持って手を伸ばし、地の塵を打つと、人や家畜につくぶよとなり、地の塵はすべて、エジプト全土でぶよとなった。
魔術師たちも秘術を使って同じように行い、ぶよを出そうとしたが、できなかった。ぶよは人にも家畜にもついたので、
魔術師たちはファラオに、「これは神の指によるものです」と言った。しかし、ファラオの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞き入れなかった。主が語られたとおりである。
このブログでは直接触れた事があるかどうかは忘れたが、以前私は、四知能論を提唱していた。即ち、IQ(認知的知能)を中心とした、EQ(情動的知能)、SQ(精神的知能)、PQ(身体的知能)の4種類である。
例のごとく御言葉で遊んでいたんだが、その時に天啓が降りてきた。もしかすると、知恵文学には知能を強化する効能があるのではないかと。呪術的に扱えば勿論だが、御言葉そのものに力が宿りうると考えられうる。
10年以上前の浪人生時代に、期せずして新約聖書の手紙を活用してしまった事がある。手紙は信徒に宛てた物と支援者に宛てた物の2種類に大別されるが、セクトの布教活動が後者に分類されると判定されたようだ。
結果として、私は何故か本番だけ異常な勝負強さを発揮して、センター試験で94%の得点率をマークした。真面目な秀才の学徒にとっては大した事無いと感じるかもしれないが、私の実力に比して望外の結果だった。
恐らくは、信徒に宛てた物としても扱われた場合は、二次試験でも満点に近い得点率を達成出来るように配慮された筈だが、まぁ、そんな方法使って受かっても意味無いので、本当に無自覚のまぐれ当たりだったのだ。
話が逸れたが、今回のテーマは知能を上げる方法である。結果だけ書くと、IQが箴言、EQが哀歌、SQが詩編、PQが雅歌、そして、コヘレトの言葉についてはxQ(遂行能力)に分類される、と結論付けられた。
何故その組み合わせになるのかと言われても科学的に納得出来る説明をするのは難しいが、イメージとしてはIQが攻撃力、EQが特殊防御力、SQが防御力、PQが特殊攻撃力、xQが俊敏性、ポケモンみたいだが。
知能を上げる方法があるのは知らなかったので、そんな事が出来るのなら多少無理をしてでももっと偏差値の高い所に食い込んでおけば良かったと若干後悔したが、宗教に馴染んでくると色んな事がどうでもよくなる。
恐らくは、呪術的にというか言動として御言葉を用いた場合にのみ、知能の向上が保証されるものであると考えられるが、何もかも放り出してひたすら御言葉を頼む人が出て来ても困るので公表は微妙なところである。