ハマンが入って来ると、王は彼に言った。「王が栄誉を与えることを望む者には何をすればよいだろうか。」ハマンは思った。「王は私以外の誰に栄誉を与えることを望むだろうか。」ハマンは王に言った。「王が栄誉を与えることを望む者には、王が身に着けていた王家の衣装を持って来させ、また頭に王冠を付けた王の馬を引いて来させてください。その衣装と馬を、貴族である王の大臣の一人に渡し、王が栄誉を与えることを望む者にその衣装を着けさせ、都の広場で彼を馬に乗せ、その前で、『王が栄誉を与えることを望む者にはこのようになされる』と触れさせるのです。」
エステル記6.6ー9
生活していく上では銀行の利用は万人にとって必須であり証券会社も間接的に殆どの人が利用する。そして、やはり大抵の人が何も考えずに適当にその場の気分で利用する銀行を選んで給与を浸け置きしたりローンを組んだりする。
言い換えれば、資金をどのように活用するかの手腕が重要であって何処を使うかは大した問題でないので、手数料が僅かに安かったり扱っている商品の幅が僅かに広かったりの大凡どうでも良さそうな理由で決まってしまうようだ。
まぁ、それはそれで別に構わないし正しいのかもしれないが、個人的には実際に使うかどうかは別としてお気に入りの野良銀行(失礼)だけでなくメガバンクの一つくらいは口座を作っておくのは普通じゃないかという印象がある。
投資の教材とかメルマガとかを取ると大抵メジャーどころでない何それ美味しいの的な企業を紹介してくる。金融業界の秩序がどうなっているかも私は知らないのでそういった謎機関で零から積み上げていくのが常識なのだろうか。
Web3の世界に足を踏み入れかけていて逆に感じているのは既存の秩序であるWeb2の影響力だ。SNSの威力がとんでもないので実力や経歴があまり関係無く人的関係資本で殆どの実利的懸案事項の行く末が決まってしまう。
どの程度の資力があるかで人生が変わる事は一定の事実であって少なくとも生活できないレベルになるとQOLが高いとは言えなくなる。苦労している人ほどお金に厳しかったりするわけだが、それも人間関係に還元されるらしい。
つまり、金融機関との信頼関係を積み重ねていく事が堅実な富豪になる為の条件になるだろう。国内のメガバンクを押さえるのは当たり前だが海外とのパイプも重要で、Web3的には主要な暗号資産取引所も押さえる必要がある。