その夜、王は眠れなかったので、日々の出来事の記録の書を持って来るよう命じた。それは王の前で読み上げられた。
エステル記6.1
以前に311の事を思い返していた時に、そういえば「行くぜCIA」って人が居たなぁと記憶の糸を手繰り寄せながらボーッとしていた。それで、そういえばFBIとCIAってどっちの方が組織として格上なんだろうかと気になった。
FBIの方は警察の延長線の設定だった筈で、バラエティ番組で超能力捜査官ジョー・マクモニーグルとかやってて面白かった。公式には認められていないようだが、本当に超能力部門があって捜査しているのならイメージの世界になる。
CIAの方は普通に諜報機関で普通に諜報活動をやっている印象がある。まぁ、実際問題としてどちらの事も全然知らないんだが、ここの人達は多分超能力という概念は理解出来ないので目に見える物が全てだと考えるタイプではないか。
仮にCIAが目に見える情報を統制していてFBIが目に見えない情報を統制しているのであれば、分業体制が成立しているので共存共栄の関係ではあるが、どちらの方が上なのかと言えば囲碁・将棋的にFBIの方になるのではないか。
私の印象ではどちらの組織も超法規的権力を持っているように見える。CIAに表と裏があるのでFBIにもある筈だが、後者の裏はインターネット上に公開されていないので、最終的な決断の前に解決すべき問題が残っている事になる。
或いは、URLが公開されていないだけで何処かに潜んでいるのかもしれない。いずれにせよ、大統領も国務長官も国防長官もFBIとCIAの傀儡になってしまっているのではないか。では本当は、誰が米国の真の指導者なのだろうか。