あなたの神、主があなたに与えるすべての民を滅ぼし尽くしなさい。憐れみの目を向けてはならない。彼らの神に仕えてはならない。それはあなたの罠となる。
申命記7.16
以前から再三書いていた話だが、因果関係を突き詰めると結局のところ学歴の高い者が背後で糸を引く形になっている事が徐々に感得出来るようになってきた。超能力のように科学から逸脱する見かけになるかどうかは別として、権力分配の仕組みとして学歴のみが機能しているようだ。
これもまた以前から考えていた事だが、現実の物事を現代科学でしか説明する方法が無いのは絶対的事実なのかという話で、この点も結論ははっきりしないが少なくとも非科学的な方法論は奨励されるべきではない事ははっきりした。目立つと目を付けられて面倒な事になるからである。
科学の進展の上で大きな弊害となっているのは、自分の利益の為なら形式と実質の食い違いを厭わない腐れ儒者が多い点である。他人に説明する時は科学的な体裁を取り繕う癖に、現実に働きかける時は科学の学説など一切無視して自分の学歴力でゴリ押しして主張を通そうとしてくる。
原理主義を勧めるわけではないが、科学的な理論に立脚して物事を考える癖をつけないと理論の発展の際に常に不必要な痛みが伴う事になる。こうした問題は、探究精神の化けの皮を被った利己主義者に誤って高学歴を付与してしまう教育者側の目利きのお粗末さを如実に反映している。
私は非常に悲しい気持ちで一杯で、現状を大いに憂いている。学問を超法規的な凶器の1つくらいにしか捉えていないサイコパス紛いの既得権益者が増え続けているのは残念でならない。果たして世界はどうなるのだろうか。現代科学の秩序の維持が最善の選択肢だと言えるのだろうか。
そういえば、急に世俗的な話になるが、学歴と平均年収には正の相関関係がある事が分かっていて検索すれば直ぐに分かる。また上述のように、見た目のお金持ちが自分のお金の使い道を完全に決められるわけではなく、勝手な事をしたら消される。どちらにしろ子供騙しの議論である。