こうなったのも、彼が生まれてこの方、父親が、「どうしてこんなことをしたのか」などと言って厳しくしつけることがなく、またアドニヤ自身、容姿端麗で、アブシャロムの次に生まれた子だったからである。
列王記上1.6
半年くらい前からWeb3に興味を持って調べたり調べなかったりしている。Web3の中核技術はSHA256などをベースとしたブロックチェーンである。これを共有して信頼性が自動的に担保される分散型金融システムDeFiが構築されたりNFTといった資産の占有権を永続的記録として残す方法が生まれた。
それでよくWeb3はメタバースと関連付けられて語られる事が多いので両者を混同している人すら居るわけだが、メタバース実現に必須というわけではない。Web3は単に暗号資産の技術なのでメタバース実現の上で非常に便利な道具立てとなりうるのは確かだが、既得権益を全て作り直す点が疎ましがられている。
DeFi一つとっても、完全にスマートコントラクトのようなプログラムによって一元管理される事になるので、信頼関係を基礎とした裁量の余地は消滅する。仲介業は軒並みビジネスモデルの転換を迫られる事になるし、普通に電子マネーのセキュリティを強化してメタバース上の資産を管理する事は不可能ではない。
個人的には勝手な思い込みではあるが、Web3はダークウェブが表舞台に堂々と現れた結果かもしれないと感じる部分もあって、招かれざる客の楽園である。根拠を連ね始めると長いので書かないんだが、メタバース実現はメタを中心とした元GAFAMがWeb3の技術を使わずに実現しそうで、早い話ハブだろう。