少なくとも2回のmRNAワクチンを含む3回のSARS-CoV-2ワクチンを接種したドイツ人訪問者のグループは、南アフリカのケープタウンで、2021年11月下旬から12月上旬にオミクロンによるブレイクスルー感染を経験しました。このグループは、5人の白人女性と2人の白人男性で構成され、平均年齢は27・7歳(範囲25〜39)、平均BMIは22・2kg / m2(範囲17・9〜29・4)でした。 関連する病歴はありません。 個人のうち4人はケープタウンのさまざまな病院での臨床選択的トレーニングに参加していましたが、他の個人は休暇中でした。 個人は2つのリンクされていない社会的グループのメンバーであり、適用可能なCOVID-19プロトコルに従って、ケープタウンでの通常の社会生活に参加しました。 2021年11月前半に到着すると、各個人は、PCRによってSARS-CoV-2が陰性であるとテストされ、同種(n = 5)および異種(n = 2)のワクチン接種コースを使用した筋肉内注射によって投与された追加免疫または3回目のワクチン接種の記録を提供しました。
Google翻訳+〔https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)00090-3/fulltext〕
6人の個人がBNT162b2(Comirnaty、Pfizer–BioNTech、マインツ、ドイツ)でワクチン二回接種を終えており、そのうち5人が2021年10月または11月初旬にBNT162b2の3回目の(ブースター)接種を受けました。そのうち1人が2021年10月初旬にCX-024414(Spikevax、Moderna、Cambridge、MA、USA)の3回目の接種を終えていました。 これは、健康な個人を後押しするために半分の用量を提案した当時の欧州医薬品庁の勧告と一致していませんでした。 7人目の個人は、ChAdOx1-S(Vaxzevria、AstraZeneca、Cambridge、UK)の初回投与を受け、続いて一次免疫の完了のためにBNT162b2の投与を受け、同じワクチンの追加投与を受けました。CX-024414ブースターを除いて、すべてのワクチン接種はヨーロッパの推奨事項に準拠していました。一部の個人の初回およびブースターワクチン接種の初期の時点は、医療分野での職業によるものでした。 SARS-CoV-2感染の病歴を報告した人は誰もいませんでした。
人数が少ないので何とも言えないが、ブースター接種まできちんと終えたドイツ人の医療従事者がブレークスルー感染していた事が明らかになったとする研究がランセットから発表された。世界初の研究事例らしい。
先日、神戸大学からブースター接種によってオミクロン株への中和抗体保有率が100%になったとする報告が出されたらしいが、中和抗体があってもブレークスルー感染を避けられるとは限らないのかもしれない。
或いは、日本人と外国人ではワクチンの効果に差があるのかもしれないが、単純に時間経過で抗体価が下がった結果として発症した可能性も高く、将来的に月一くらいの頻度で追加接種する事になるのかもしれない。
また、既に初回接種で強力な獲得免疫が出来上がっている人に、重症化予防効果を期待して従来株のワクチンを追加接種をする意義はないだろう。その目的であれば、血中の抗体価を常に高く保っておく必要はない。
後、最近CDCが時間経過による入院リスクの上昇と、ブースター接種による再予防の結果を発表したらしいが、確かに有効率は高く出ているがなぜか入院患者の統計が減っていない。私の見方が間違ってるのか??
下の表なんだが、オミクロン株の部分を見てもらえれば分かるように、ワクチン3回接種者の入院率が一番高くなっている。母集団の大きさが違うとしても、現地の接種率を考慮すると何をどう計算をしたのかが謎。
