弔問

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青は不思議な色である。海の青は、手を沈めて水をすくったとたん青でなくなる。あの色は幻だといってもいい。しかし海は極端に色を変えたとき、幻を重い現実に変える力を持つ。海の青を怖れるのは、それを愛するのと同程度に厳しいことなのだ。
空の青も、じつは幻である。天上の青はいったん空気中の分子につかまったあと放出された青い光の散乱にすぎないから、他の色を捨てたのではなく、それらといっしょになれなかった孤独な色でもある。その色に、私たちは背伸びをしても手を届かせることができない。

堀江敏幸「青空の中和のあとで」

私、評論は得意なんだけど、随筆はあんまり分からない。というか、国語があんまり出来ない。こういう難しい文章を読むと、魔術の呪文を見せられている気分になる。

この文章は入試問題なんだけど、随筆で傍線部が引かれるところはどうでもいい部分だけ。結局何を訴えかけているのかは、美味しいところは自分で読み解くしかない。

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